栗原 -木のオアシス- WOODEN OASIS from KURIHARA MODEL

BRAND STORY

# 04

これからの
地球のために

今、日本では間伐実施数が減り、問題になっています。
本来木材に使われる大きな木を育てるためには間伐をすることが必要ですが、そういった手入れがされず放置された森林が増え、山が痩せ、災害リスクの増加や自然界での機能を果たせなくなるといった状況が増えているというのです。
これにはさまざまな理由があると考えられますが、木こりの久保さんも仰っていた通り、間伐材には価値がないとされ、労力のみがかかってしまうという現状も大きいのではないかと思います。
これから先、少子高齢化も進む中でさらに林業従事者が減ったとしたら。
異常気象が加速し、地滑りや土砂災害の危険がより増していくのだとしたら。
木とともに歩んできた製造業であるわたしたちは、この問題について考え、改善に取り組む義務があるのではないかと、年々強く感じるようになりました。

これからの地球のために今できること。
売上の一部を植林活動に繋げることで、未来に残す木を守ること。
間伐材ならではの価値を生み出し、イメージを変え、スキルを持つ人たちが積極的に間伐を実施できる環境を作ること。

わたしたちができることはまだまだ小さいかもしれません。けれど、さまざまな循環の中で生かされている人間として、長くものづくりに携わり、木とともに歩んできた企業として、今できることを、精一杯やっていかなければならないと思っています。

どんな木にも、どんな素材にも、それぞれの持つ味わいがあり、価値がある。
それを信じて木と向き合ってきたわたしたちだからこそ、間伐材を「使いたくなる」商品開発を目指していきます。

OTHER STORY

  • # 01

    創業64年。
    続けていくことと、変えていくこと

  • # 02

    京都北山で出会った
    間伐材の可能性

  • # 03

    間伐材から
    商品ができるまで

  • # 04

    これからの
    地球のために

  • # 05

    働く空間を
    変えるということ