京都・北山の森から
届く間伐材
長年京都で木こりを続け、間伐材を活用した製品開発を行う森の力京都株式会社の代表も勤める久保和則さんと提携し、生産者から直接良質な木材を仕入れています。
檜-ひのき-
檜風呂や高級家具に代表される「檜」ですが、実は神社や仏閣にも活用されることが多く、日本の風土に合う性質を持つといわれています。高い耐久性と同時に、長期の水湿にも耐えられるといった特徴と、仕上げた時の見た目の美しさ。そして誰もが知るその豊かな香りから、高級な木材として今も多くのシーンで扱われる木材です。
一方で、家具や建築に使用される大きな檜を育てるためには、一本一本が太陽光や栄養をしっかりと吸収して育つことができる環境を守るため間伐が必要になります。
直径50cm程の幹になるまで育てた木々の中から、さらに大きく育てていく木を選定し、その他の木は切り倒す。これをしなければ、高級な木材として出荷することができる大きな檜を育てることはできません。多くの場合だと、植林された木の3分の2は間伐対象となります。栗原木工株式会社では、この「間伐された檜」を活用し、新たな商品に生まれ変わらせることに取り組んでいます。